「あのさ、明日から夏休みでしょ?
だから、俺の家…遊びに来ない?」

勇気を出して誘ってみた。


「で、でも…その…家…だよね…?」

顔を真っ赤にして問う愛ちゃん。


どうしたんだろう…?


最初はなんで愛ちゃんが赤くなっているのか分からなくて首を傾げる俺。


でも、やっと愛ちゃんが赤くなる理由に気づき慌てて訂正した。


「な、何も変なことはしないよ!?
ただ…誰にも邪魔されずに2人きりで遊びたいなと思って。」


俺がそう言うとホッとする愛ちゃん。


「じゃあ…お邪魔しちゃおうかな?」

よっしゃ!!

俺、よく勇気を出して誘った!!

これで、荒木にも邪魔されずに

愛ちゃんを独り占めできる!!