次の日の朝、私は怜をびっくりさせたくて


高木と一緒に怜の席へ向かった。


「怜、おはよう。」


「あ、おはよう。」


怜は、いつも通り挨拶をする。


…え?なんで高木と一緒なのか聞いてくれないの?


「あの…怜…
私たち付き合うことになったの!!」


少し明るい口調で言ってみても


怜は、いつも通り。


「なんでびっくりしないの!?」


「だって、2人が両思いなの知ってるし。」


まぁ、なんとなく雰囲気でわかるかもしれないけど〜…


少しくらい驚いてもいいじゃない…