好きなのはお前だけ。


「雑用とか…。先生何でもかんでも押し付けないでよ...」

美玲はボソリと独り言を言った。

美玲は今およそ60冊の教科書を抱えて階段を降りていた。

「前が見えないよ...。キャッ」

ドドドドドサ

「痛たたっ...」

美玲は階段で滑って教科書をすべて落としてしまった。

「拾わなきゃ…ッッ!?」

足首に激痛がはしる。
捻挫ってところ。

「最悪。」

美玲は周りを見渡すが誰もいない。

「もう嫌だっ」
「美玲!?」

急いで降りてきたのは…

祐太だった。