好きなのはお前だけ。

私は舞を呼び出す。

ガラ
教室のドアが開く。

舞...。

なんて弱々しいんだろう。

ファンクラブの皆さんにかげでいじめられてることは知っていた。

でもここまで...。

手や足にはあざがたくさん。

あんなに明るかった瞳に光はもうない。

この結果は私のせい…。

美玲は唇を噛み締めた。


「舞っ。本当にごめんっ」
私は必死に謝った。

許してもらえなくて当たり前。


舞をこんな目に遭わせて私は最低。

「舞っ。許して欲しいなんて都合のいいこと言わないっ。信じてほしいなんて言わない。でも、謝りたいの。本当にごめんなさいっ」


舞はずっと無言。

許してもらえるわけないよね...。

そう思った時、
美玲は舞に抱きしめられた。

「美玲...。ずっと待ってたよ。美玲はきっと来てくれるって。ずっとしんじてた。」

私の目からは1粒、2粒涙が流れる。