次の日には元気に回復して、学校へ行けた。

学校へ行くと、舞がかけてきた。

「美玲っ。美玲のバカバカバカ。なんでかばったたりしたの!?もぅ...」

「あはは。なんか体が勝手に動いちゃったんだ。」

「ごめんね。美玲。こんなことに...」

「大丈夫だから。」

「ごめんね。私祐太君のことが、こんなにも好きだったの...」

舞…

祐太って呼び捨てなんてやめてよ。

嫉妬しちゃうよ。


こんなの自分勝手だって分かってる。

でも気づいちゃったんだもの。


でも舞の弱弱しい顔をみてそんなこと言えるわけが無かった


「そんなことより、明日ダブルデートだねっ私祐太君だから、うれしくって…。」

ズルイ。

ずるいのは私。

祐太と一緒に居ないでよ。

あなたは颯斗と一緒でしょ?



土曜日のWデートであんなことになるなんて…