好きなのはお前だけ。



「はぁ...」

1人になったら、大きなため息をついた。

「俺はこのまま、諦めなきゃいけないんだな…」

そう思うと胸が無性に苦しかった。

「このまま消えてなくなればどれだけ楽だろう…?」

祐太は無意識に立ち上がり、家を出て行った。

行く先は分からない。
どこへ向かってるかさえも分からない。

ただただ、体の向かう方へ…

祐太は最後に美玲の家を振り返った。

「本当にお前が好きだったんだ。美玲。」

そう言い残すとまた歩き出した。

ただ、気の向くほうへ…