「好きな人がいるから 」
と、答えた。

ふーん。
ってええええええ!!??

「何でっ!どうして言ってくれなかったのよぅ。私達幼馴染みでしょ? 」
すると何故か祐太は機嫌を悪くして、
「いいだろ。別に言おーが、言わまいが」
そう言い放っていってしまった。

「祐太どうしたんだろう?私って変なこと聞いたっけなぁ?」
そう疑問に思ってると、後ろから親友の舞が来た。
「おはよう。美玲。どうしたの?難しい顔して。」
私は今の出来事を打ち明けた。
すると舞はハハーンっと笑って
「そりゃ、美玲が悪い。 」って言った。
私は訳が分からない。
「え、どうして?私何もしてないよ?」
舞は方を優しく叩いて、
「そのうち分かるさ。でもね!椿くんも大変だー。」
私は最後まで訳が分からずじまいだった。