好きなのはお前だけ。



颯斗が連れていってくれたのは中庭だった。

冬だから草がパリパリしている。

この場所は…

「俺が美玲に告白した場所だな。」

美玲は微かにうなずいた。

そして、2人は大きい石に腰を下ろした。

「美玲。昨日のことなんだけど…」

颯斗の声は震えてる。

昨日の事… キスのことだよね?

嫌だ。聞きたくないよ…

でも颯斗は先に進める。

「ごめん。本当にごめん。あれは…事故たったんだ。あの子は初対面だ。浮気相手とかじゃない。悪かった。許してくれ。俺はまだ美玲が好きなんだ。別れたくない。」

颯斗は真剣な顔で言う。

でも…………………………………