次の日の朝、美玲は少し気分がなおって学校へ行った。

朝に祐太にＷって言おうとしたけど委員会の仕事の都合で早く行かなきゃいけないらしい。

舞からのLINEで、安い遊園地があるとのこと。

Ｗデートでの一番の課題は私が颯斗を誘わないといけないこと。

これがやっぱり辛い。

颯斗のことは好きだけど、やっぱり気まずい。

そのことを思い出しただけで胸が痛くなる。


学校へ行ったら、もう颯斗はいた。