「ありがとな。」

一応、礼を言った。

「///どういたしまして!」

こいつ顔真っ赤だし笑笑

「あ、あのさ!もしあっくんが良かったら、お弁当作ってこよっか?」

「まじ?」

「あ、でもお母さんとか…」

「母さんも父さんも仕事で海外にいる。」

って、なに俺こんなやつに個人情報ベラベラしゃべってんだ⁉︎

「あ、じゃあ、お弁当作ってきてもいい?」

うっ、断れない…

しかもこいつのメシ何気にうまいし…

「迷惑、かな?」

あぁぁ!!なんで、いつもしつこいくせにこういう時は控えめになるわけ⁉︎

「迷惑じゃない」

俺はこう言うのが精一杯だった。

「じゃあ、作ってくるね♪」

さっきまで泣きそうな顔してたのにもういつものに戻ってるし。忙しいやつ。

「よろしく。」

「うん!あ、もうすぐお昼終わっちゃうね!ご飯食べたら眠くなってきたかも…」

またこいつ寝るのか…

ガラガラガラ

ちょうどなタイミングで先生が入ってきた。

ちらっと横を見る。

⁉︎もう寝てるし…

俺も寝るかな…

そんなことを考えてたら、いつの間にか眠っていた。