「ち、ちょっと小夜さん! これは一体っ!!」


私はビックリして目をパチクリさせている小夜さんに向かって叫んだ。







「何で下着着てないの?! 私!」





着物をめくって見えたのは申し訳程度しかない私の胸。
しかも何も付けていない。


つまり、私は現在裸に薄い着物を一枚着ているだけの状態なのだ。



「あれ? 私ちゃんと制服のとき下着つけてたよね?!」


私は完全にパニック状態で、今にも小夜さんに襲いかかりそうになっていた。




「少し落ち着いて下さい。そんなに叫んだら体に障ります。それから『さん』はやめてください」




こんな状況で落ち着いてなどいられるものか。
現在進行形で私はプチ露出魔になってるんだから。