命の祈り【仮】


わたしの頭の中は大混乱。
するとせいやは立ち上がり
「先生に外泊許可貰ってくるわ!」

満面の笑みで小走りするせいやに唖然としながらもついていった。

わたしはせいやを追いかける途中お母さんに電話した。
「プルルルル―・・・プッはい?みかる?」

「みかるだよ!あのね病院でお友だちになった友だちと沖縄行くんだけどいい?」

「え!?大丈夫なの?」
お母さんは相当驚いた声と心配の声。
そうだよね。今まで友達なんていなかったもん。

「最後の時間は自分が一番幸せな時間を過ごしたいの。これのがしたら絶対後悔すると思う。だからお願い。」
わたしは必死でお願いした。

するとお母さんはなんだかいい感じのため息をついてから言った。
「わかったわ。しっかり楽しむのよ!先生にはお母さんから外泊許可お願いしとくわ。」

「ありがとう!!」
するとお母さんははいはいと少し嬉しそうな返事をして電話を切った。