「みかる。」 「?」 「俺さ脳腫瘍なんだ。」 「え...」 俺自身の病気の事だった。 「助からないんだってさ。手術できない脳の奥深くで余命1ヶ月なんだってさ。」 するとみかるは一瞬魔をおいて直ぐに抱きしめてきた。 そしてみかるの口から衝撃な言葉が飛び出した。 「実はね...わたしも同じなの...うぅ―・・・。」 「え...」