俺はその光景を見ていたくなくて、急いでコンビニに入った。適当にマンガとお菓子とジュースを買って店を出る。

すごく仲よさそうだった…
こんな、顔も知らないようなやつが入る余地はないくらいに。

でも、それでも、俺は彼女に近づきたい。
もう一度、話がしてみたい。
あのときのお礼が言いたい。

でも、どうやったら、彼女に接近できるのか見当もつかない。俺は絶望した気分だった。

御影side・fin