「これ…落ちましたよ」 私は頭を下げ、すぐにその場を立ち去った。 ”耳が聞こえないなんて知られたくない” だってこれは…完全な一目惚れ… そんな彼と話してみたい、筆談でいいから何が好きなのか、なぜこの病院にいるのか聞きたい。