「もーウチら絶対運命だって!気、合いすぎ!!」
「ホント!赤い糸繋がってんじゃん!?」

前を歩く女子校生。
残念ながら、繋がってませんよ?

っていうか。
あー、二人ともお互いそんな相手のこと思ってないよね。

「おはよう。蒼依」
「…おはよー」

「お前、人間観察すんのやめろよ」
「してないし。」
「してるし。…つかあの高校生臭いな」
「あー、それは思った。」

彼、柴崎壱弥は

宗家の私からすれば、御守りみたいなもの

らしい。


みなさんも1度は、
アイツと縁を切りたい。
あそこの縁が切れればいいのに…

って思ったことありませんか?

その願い、叶えます。

縁切り神社ってご存知ですか?