学校ではまた『春風』の話が出ていた。
「優樹!春風さんの新曲聞いた?」
優樹と呼ばれた男子は私の幼馴染。
薙沢優樹。
今では私と違い明るいグループのリーダー的存在だ。
「聞いた聞いた!春風さんの声良いよな!特に今回の曲の初めのAメロ。
♪自分らしくで生きてる世界は自分勝手すぎて
って所がすげー好き。」
Aメロは結構練ったから。
そう言ってもらえるのは嬉しい。
「あっ!風音!お前、春風さん知ってるか?」
えっ?いきなり振らないで欲しい。
でもまぁ答えても……
「知ってる。……でもゆうなみさんが好き。」
すると優樹は少し驚いた顔をしてから言った。
「そうか!春風さんの声とゆうなみさんの声はコラボしたら良い感じに混ざるだろうな!」
と言い残し去っていった。
言い逃げ。
コラボはする事は一度もない。
イヤホンとスマホを出しゆうなみさんの曲を聴く。
途中でバッテリーが少ない事が分るとモバイルバッテリーをつけた。
私はその時気がついた。
この声に、恋をした……と。
「優樹!春風さんの新曲聞いた?」
優樹と呼ばれた男子は私の幼馴染。
薙沢優樹。
今では私と違い明るいグループのリーダー的存在だ。
「聞いた聞いた!春風さんの声良いよな!特に今回の曲の初めのAメロ。
♪自分らしくで生きてる世界は自分勝手すぎて
って所がすげー好き。」
Aメロは結構練ったから。
そう言ってもらえるのは嬉しい。
「あっ!風音!お前、春風さん知ってるか?」
えっ?いきなり振らないで欲しい。
でもまぁ答えても……
「知ってる。……でもゆうなみさんが好き。」
すると優樹は少し驚いた顔をしてから言った。
「そうか!春風さんの声とゆうなみさんの声はコラボしたら良い感じに混ざるだろうな!」
と言い残し去っていった。
言い逃げ。
コラボはする事は一度もない。
イヤホンとスマホを出しゆうなみさんの曲を聴く。
途中でバッテリーが少ない事が分るとモバイルバッテリーをつけた。
私はその時気がついた。
この声に、恋をした……と。


