火曜日
結局、1日中ゆうなみさんの声を聴いていた。
そしていつの間にか寝ていた。
朝、充電の切れていたスマホを充電器にさし、顔を洗い、朝ご飯を食べる。
一人暮らしも悪くない。
両親がとても嫌いだったから。
「♪貴女の目潰してしまいたい程憎い僕を見ないで。」
私が初めて作った曲のサビ。両親を思い出すとつい歌ってしまう。
「ゆうなみさん。」
たった一日で心を奪われ、心が弾んだ。
ゆうなみさんの曲を聴くと今まで出会った事のない感情に会える気がした。
「例えば恋をして君の事を好きになったのなら、それは君の声に恋をした。」
初めて恋愛に関する詩が頭に浮かんだ。
頭に浮かんだ事は書き留めないと気が済まないので手帳を出し書いた。
そしてスマホの充電をやめて、モバイルバッテリーを持っていく。
制服に着替え、髪を結び家を出た。


