でも寝ることはできなかった
なぜなら目の前にクラスメイトの
七瀬 響 ナナセ キョウ
がいたから
すると七瀬が口を開いた
『……なぁ?』
「なぁに?七瀬くん」
女の声で言った
『…気色悪りぃ、演技なんだろ?やめろよ、本当はどうなんだよ?』
は?
一瞬フリーズした
意味がわからなかった
なんで演技だってことがわかる?
誰にも教えたことはない
なのに……!
『驚いてんのか?演技だってことくらいわかるぜ?ずっとここにいればな』
は?
ずっとここにいたのか?
確かに今日は教室にいなかったような…
『お前さ、なんでいい子ちゃんやってんの?つかれねぇか?』
疲れるに決まってる
でももう少しで自由
だから我慢できる
こいつになら話しても平気
そう思えた
「……よくわかったな」
俺は男の子声で言った
『は?』
「どうしたんだよ?」
驚いた顔をしているから聞いてみた
すると
『お前……男?』
知らなかったのか
「あぁ、俺の本当の名前は花咲 朔弥だ
家の事情で女装してる、言っとくけどこのことは誰にも言うなよ?バレるとめんどくせーから」
俺はニッと笑ってみた
すると響もニッと笑いながら言った
響『朔弥ってすげーおもしれぇな!俺はそっちの性格、けっこー好きだぜ!』
あんがと
そうじが終わるまで話そうということになって話してた
ちゃんと相手の目を見ながら話したのって何年ぶりだろ
俺は嬉しかった
ずっと欲しいと思ってた男友達ができたから
そういえば
「なぁ、女子の間でお前モテてんだな!
女子が話してたぜ!」
すると響が嫌そうな顔をした
響『きっもちわりぃ!おれ、女嫌いなんだよな、まとわりついてきて、おまけにすんげぇバカだし!』
俺も言った
「それはわかる、おれさ、女の子らしくするために言葉使いとかも気をつけたんだけど、女の方が言葉使い悪りぃし!」
響『……俺、お前の男の格好見てみたい……みせてくんね?俺、きょうここに直接きたから生活着持ってるから、それに着がえろ』
男の格好……ねぇ
「見せてやるけど、俺、ズラだから」
その瞬間響が噴き出した
『マジかよ!っっ!でっ!はやくみせろよっ!』
失礼だな
そう思いながらズラを外した
パサ
『すっげ……!』
きっとすごいというのは髪の色の事だろう
「言っとくけど俺、ばあちゃんが フランス人だからこの髪」
おれは自分の金髪の髪を差しながら言った
『ふぅん、てかお前の男の格好、多分モテるぜ?』
「は?んなわけねぇだろ」
『いや、絶対モテる、実際にくらすの奴らが言ってたぜ、かわいい、って』
身震いがした
「男にモテたって嬉しくねぇ…」
『てかはやく着がえろ』
……
「……わかったよ」
その言葉を合図におれは着替えた
なぜなら目の前にクラスメイトの
七瀬 響 ナナセ キョウ
がいたから
すると七瀬が口を開いた
『……なぁ?』
「なぁに?七瀬くん」
女の声で言った
『…気色悪りぃ、演技なんだろ?やめろよ、本当はどうなんだよ?』
は?
一瞬フリーズした
意味がわからなかった
なんで演技だってことがわかる?
誰にも教えたことはない
なのに……!
『驚いてんのか?演技だってことくらいわかるぜ?ずっとここにいればな』
は?
ずっとここにいたのか?
確かに今日は教室にいなかったような…
『お前さ、なんでいい子ちゃんやってんの?つかれねぇか?』
疲れるに決まってる
でももう少しで自由
だから我慢できる
こいつになら話しても平気
そう思えた
「……よくわかったな」
俺は男の子声で言った
『は?』
「どうしたんだよ?」
驚いた顔をしているから聞いてみた
すると
『お前……男?』
知らなかったのか
「あぁ、俺の本当の名前は花咲 朔弥だ
家の事情で女装してる、言っとくけどこのことは誰にも言うなよ?バレるとめんどくせーから」
俺はニッと笑ってみた
すると響もニッと笑いながら言った
響『朔弥ってすげーおもしれぇな!俺はそっちの性格、けっこー好きだぜ!』
あんがと
そうじが終わるまで話そうということになって話してた
ちゃんと相手の目を見ながら話したのって何年ぶりだろ
俺は嬉しかった
ずっと欲しいと思ってた男友達ができたから
そういえば
「なぁ、女子の間でお前モテてんだな!
女子が話してたぜ!」
すると響が嫌そうな顔をした
響『きっもちわりぃ!おれ、女嫌いなんだよな、まとわりついてきて、おまけにすんげぇバカだし!』
俺も言った
「それはわかる、おれさ、女の子らしくするために言葉使いとかも気をつけたんだけど、女の方が言葉使い悪りぃし!」
響『……俺、お前の男の格好見てみたい……みせてくんね?俺、きょうここに直接きたから生活着持ってるから、それに着がえろ』
男の格好……ねぇ
「見せてやるけど、俺、ズラだから」
その瞬間響が噴き出した
『マジかよ!っっ!でっ!はやくみせろよっ!』
失礼だな
そう思いながらズラを外した
パサ
『すっげ……!』
きっとすごいというのは髪の色の事だろう
「言っとくけど俺、ばあちゃんが フランス人だからこの髪」
おれは自分の金髪の髪を差しながら言った
『ふぅん、てかお前の男の格好、多分モテるぜ?』
「は?んなわけねぇだろ」
『いや、絶対モテる、実際にくらすの奴らが言ってたぜ、かわいい、って』
身震いがした
「男にモテたって嬉しくねぇ…」
『てかはやく着がえろ』
……
「……わかったよ」
その言葉を合図におれは着替えた

