歌い終わり目を開けると、誰もいなかった桜の木の周り―――正しくはアリアの周りにはたくさんの村人が集まってきていた。




「えぇ?!!」




周りの状況に驚いて思わず声を出してしまった。




だがそれより何より、人が集まっている事に気付かないほど歌に入り込み、夢中になっていた自分に驚いたのだ。