急に声をあげて驚いたのか、彼は肩をビクリとあげた。




「それなら、そこにあるよ」




彼は驚いた表情で、ベッドの横にある楽器を指差した。




「よ、よかったぁ」




アリアは一気に体の力が抜けたような感覚になった。