ブタとプリンセスの恋物語


「はっ!!!」


「大丈夫?
どうしたの?」


梨佳が私の大きな顔をそっとのぞきこんだ。


「あ、ううんなんでもない!」


「アイラちゃんはどれにするの?」


そ、そうだった!
ど、どどどどうしよう!!!


「い、今あんまりお腹すいてないからなにも食べなくていいや~!!!」


すると私のお腹で大きな虫が鳴いた。


「グーーー」


ぐぬおおおおおあああああ!!!!!
鳴るなー!鳴るなお腹~!!!