てか、




「そろそろ家具届く時間じゃん。帰らなきゃ!」



なんでかみんな放心してるけどそんなのに構ってる余裕ないよ





だから




「お爺様、私は先に帰るのでママと悠希にこの紙の住所に私の部屋があると言っておいてください。


失礼します


あっ!遼くんもありがとね。助かった」







早口で説明して急いで部屋に戻るとまだ来てないみたいで安心した





そう思ったのも束の間




ピーンポーン



「はい」



「宅配業者のものですけど」




「あ、どうぞーお入りください」






ゆっくりする暇なかったわね






それから宅配業者の人にすべて運んでもらって今はちょっとティータイム中




そーいえばそろそろ晩御飯作らなきゃ




そーいえば食材と買ってどうしたっけ?






ん?なにこのでっかいクーラーボックスは