マ「え?ピアニスト、、、?じゃあまさか、天才ピアニストってえ言われてる外山波瑠妃って子は波瑠妃なの!?」

同姓同名だとでも思ってたのか?

パ「ああ。そうだ、外山波瑠妃はピアニストだ」

そう、親父は知ってたんだ。

あいつがピアニストだってことに

マ「あなた知ってたの!?」

パ「ああ。」

悠「親父さ、なんであいつを褒めてあげないわけ?10歳でピアニストになって、家では姉貴たちがこき使うからまともに練習できなくて」

姉貴の方を見る。

悠「それでもあいつは文句一つ言わないで努力してきた。ピアノ引いたら親父らの邪魔になるって言って家では弾かずに楽譜読んだりとかしてあいつなりに頑張ってきた。」

お袋の顔がだんだん青ざめていく