結局、イルミネーションはまたあらためて見に行くことにした。
ヒールが折れたクツのかわりにお姉さんの家にあったサンダルをみつけ、ようやく帰宅。

問題は、全て解決。

お姉さん、感謝ですっ!




―――でも

あの
密室事件のとき
光君が漏らした


ちゃんと好きです


が、何をするにも、どこにいたとしても
頭の中から消し去ることはできなくて
。。ううん、消し去りたくなくて
私の頭の中は光君でいっぱいになった。
光君が、無限ループ。

なのに私は、光君にその”ちゃんと”に対する答えを、出せていない。



そして

壮行会当日になった。
そう。
カウボーイ&カウガールの日。