「着替えて。僕はお茶を入れてきます」

光君は奥のキッチンに行って見えなくなった。

濡れたままじゃ家に帰れないし
風邪ひくのはイヤだし
とりあえず、お姉さん、お借りします。。。

私はささっと
ぱぱっと
物凄い勢いで着替えた。

おしゃれシャージに
ロゴ入りトレーナー。
お姉さんの部屋着かな。

ちょっと大きいけれど、たぶん、ちゃんと着れてる。

遠くで「着替えた?」と、光君の声。

『うん』