広瀬君はいつの間にか薬を買ってきてくれていて、白い錠剤を2つ出した。

「ハイ、飲んで」
『ありがとう』

私が手を出すとその手を押さえつけ
「はい、あ~ん」と言った。

へ?

「あ~ん」

まさか・・
「あーん!!」
『あ、あ~ん』

私の口に2つぶ落とし、ペットボトルを手渡す。

ゴクリ。


はぁ~、顔、赤くなっちゃうよ。