この恋に距離は関係ない

まだ話す相手のいない私を気遣って奏多は私を呼んでくれた。



「こいつ中林凛!俺の幼なじみなっ!」



そう言って奏多は私を紹介してくれた。



「凛ちゃん、私、大木かんな!かんなって呼んでね‼︎」


近くにいた女の子が話しかけてくれた。


「うん、わかった!私も凛でいいよ!よろしくね、かんな♪」



奏多のおかげで友達ができた


「ありがと」


私はボソッと呟いた




「どーいたしまして」



奏多にはその声が聞こえてたみたいだ