この恋に距離は関係ない

学校に着くとたくさんの人


「うわぁ、すごい人だね」



「そーだなぁ。こんだけ人いるとテンション上がるよなっ!」




私たちの住んでた町は田舎だったから中学校は1クラスしかなかったんだよね…



「俺のクラスは…2組か!あっ!凛も同じだ」



「8クラスもあるのに同じなんてすごいね」


「だなー。じゃあ行くか」




クラスに入り自分の席に座る



奏多の席は私の席から結構遠いとこだった




奏多は席に着くと早速周りの子に声をかけて楽しそうに話してた





奏多はすごいな…




もう周りと打ち解けてる





私も頑張らないと





そう思い、周りを見渡す





もう結構グループできてるな…




そわそわしていると奏多と目が合った




「凛!こっちこいよ」