この恋に距離は関係ない

昔お母さんから教わった料理



今ではレシピなしで作れるようになった




「明日からはお弁当あるんだよね…お弁当用に小さいハンバーグも作っとこ」




「凛、来たぞー!なんか手伝うことあるか?」



「じゃあ食器出しておいて」





「りょーかい!そんだけでいーのか?」





「うん、あとは焼くだけだし」






* * *




「ごちそーさまでした」



たくさん作ったハンバーグも全部完食




さすが男子高校生の胃袋…



「凛は休んでて。あとは俺がやるから」



「ありがと」



私はソファに座りテレビをつける



「何かいいのやってないかな〜」




「そーいえば今日、サッカーの特集7時からやるよな?今何時?」


「7時30分」



「まじか、あと30分しか見れねーじゃん!チャンネル変えて!」




片付けが終わった奏多はテレビに夢中だ






奏多がテレビに夢中になっている間にお風呂に入り終わった私。