君と見た景色

チラッと横目で彼をみると静かに寝息をたてている。

寝てる…?

私は、寝ている彼の横顔をじっと見つめる。

長いまつげ、スッと通った鼻筋、ピンクに染まった柔らかそうな頬。

けっこうかっこいいかも…。

その時、風が吹いて彼の髪がサラサラと揺れて思わず触れたくなる。

寝ている彼にバレないようにそっと髪の毛に触れようとした時ちょうど目を覚ました彼と目線がぶつかる。

私は伸ばしていた手をとっさに引っ込める。

「…なにしてんだ?」

ひっ!バレてた?!

「えっと、髪の毛にほこりが付いてたから!とっただけ!」