星空の夜

「フレドリック!」


「…ぁ…マリアンヌ…!!」



僕は、喉が枯れて声がかすれていたけど、
その名前を呼ぼうと、精一杯声を出した。



「ああ…マリアンヌ…!」


「フレドリック、ごめんなさい。」


マリアンヌはそれしか言わなかったけど、
僕には何のことかはっきりわかっていた。


「ううん、いいんだよ。
こうして会えただけで嬉しいよ。」


「フレドリック…私ね、
私、本当は星の精なの。」


「マリアンヌ、この星は、君のだったの。」


「ええ、そうよ。
願いを叶えてその星が消える時、
私も朽ち果てるの。」


「ごめんね、僕のせいで…」


「気にしないで、フレドリック。
私もあなたも、もう時期消えてしまう。

だから、一緒にいきましょう。」


「うん。ありがとう、マリアンヌ。
僕、君のことが大好きだよ。」


「ええ、私もよ、フレドリック。

さあ、いきましょう。
私、怖くなんてないわ。」


「ああ、僕もだよ。
僕、やっぱり幸せだよ。」



眩しい光に包まれる中、
最後の見えたのはふたりの輝かしく、
優しい笑顔でした。