最初で最後の僕らの恋

それから

20分後

ガラガラ

『さき… ハァハァ…』

それは、翔也だった

走ってきたのか息がきれてる

「翔也… うぅぅ… 会いたかったよー…うぁぁぁーーー」

『さき、 俺も会いたかった』

私達は病室で泣いていた

数分すると落ち着いた

『でもどうして病院なんかに…』

「今からすべて話すよ」

それから私は全てを話した

自分の気持ちも全て…

話し終わった時

翔也は『ごめん 気付かなくて』とずっと言っていた

「大丈夫だよ」

『これからは毎日会いに来るから』

「ありがとう! このことはクラブの人にだけ行っといて 学校の人には言わないでほしい」

『分かった 絶対に言わない 約束する』