次の日

佐々木は、相当怒っていた

当たり前かと思った

さきのクラスに行くとさきはいなかった

いつもならいるはずなのにいない

何故か胸騒ぎがした

嫌な予感がする

そしてホームルームがはじまった

その嫌な予感が的中した

｢今からホームルームをはじめる その前にみんなに言いたいことがある ４組の穂波 咲希が学校を中退した｣

教室は、ざわついた

俺は、意味が分からなかった

だから

｢先生｣

『なんだ、』

｢なんで穂波は、学校を辞めたんですか？｣

『それがだな 色々事情があって言えないんだ』

｢どこにいるかもですか？｣

『あぁー』

俺は目の前が真っ暗になった

どうしてなんだ

どこにいるんだ

さき














休み時間

俊が俺の机に来た

『翔也…』

｢なんだ？｣

『さき… 何も聞いてないの？』

｢あぁー どうしていなくなったんだ｣

『分からかい 今日、もしかしたら練習来るかもだからそん時聞いてみようよ』

｢多分、来ないと思う｣

『なんで？』

｢学校やめたやつが練習来ると思うか？｣

『いや…』

｢俺、家帰ったら連絡してみる｣

『分かった』