*兄弟の時間




?「お…ろ、き…起きろ!」




貴「ふひゃっ。!?」






兄「はぁ、、お前はいつも起きるのが遅い!」



貴「お…にいちゃん?」






兄「?今気づいたのかよ。遅い!あのな…有名な会社の長女がダラダラして過ごしているっての聞いた事あるか?」




貴「うん、ある。」




兄「どこでだ?」




貴「自分で自覚しております」




兄「…本当にいい加減に… 貴「お兄ちゃんうるさい!自分が1番上だからって…跡取りだからって。私の生活に口出さないで!」




私はそう言い別荘を出る。




お兄ちゃんは、ぽかんとした顔をしたまま立っている。




べーっだ!




私はそう思いながら無我夢中に走り続けた、