鈍く響く音。 誰かを下敷きに…っ!? まだクラクラする中、素早くはなれる。 下敷きになったのは同い年ぐらいの女の子。 背中の半分まである艶のある髪。 「ごめんっ …怪我無いですか…」 むくり、と起き上がったその子は… ぱっちりした目。 紅く小さな唇。 たぶん妖艶って言葉はこの子の為にあるんじゃないかって錯覚してしまうくらい綺麗だった。