あなたがここにいる奇跡

そこで私は目を覚ましたんだ。
私の目の前には、愛する人が………誰?でも確かに、太樹…じゃない?

「誰?」
「花音、俺だよ、太樹」

え、だって私の知ってる太樹はもっと背が低くて、そんな顔立ちしてなかったはず。

「やっと目が覚めたな、花音」