私の一番悪魔な天使

「これ、どこに運んだらいいですか?」

「それ、私の荷物。絶対わざとでしょ」

私の部屋に入るなり嫌な顔をする朱紅波。

「シナの両親いつもあんななの? シナと正反対だけど」

床に座りしゃべりだす朱紅波。

「ねぇ、なんでさっきあんなこと言ったの?私の事なんかなんとも思ってないくせに」

「そうだよ、シナの事なんかなんとも思ってない。でもからかうオモチャには最適だから」

なにそれ。
私オモチャ扱いですか。
呆れた男。これだから男は嫌い。

「今、これだから男は嫌いって思った? バカだね。俺だって女嫌いなの。特にお前みたいな地味で笑わない、人生一人女」

「大きなお世話なんですけど。ほんとに結婚とかやめて」