夢でもいいから【超短編】 〜YOU &YOU クリスマス番外編〜


私は嬉しさで目から新たな涙が溢れてきていた。
こんな顔を見せるのは恥ずかしすぎる。

「…っバーカ!遅せーんだよ!」

涙を拭いながら私は勇太に言う。

「ごめんな、やっぱ遅過ぎたよな、気付くの」

勇太は頭を下げたまま言う。