「ちょっ、おい!!!吏夷!!!」

澪緒は叫んでるけど、もう そんなの聞こえない。

吏夷は走って、走って、とりあえず空港から出た。

空港を出てすぐの所にタクシーがたくさん止まっていた。

ラッキー、待ち合わせ場所まで タクシーで行っちゃおう。

早速、タクシーから出てタバコを吸っているタクシーの運転手さんに話しかける。

「あの、京急の鶴田駅までお願いできますか⁇」

「行けるけど、その分 お金かかるよぉ⁇
お嬢ちゃんこそ、大丈夫⁇」

「はい、大丈夫です。
では、早速 お願いします。」

そう言ってタクシーに乗り込み 目的地まで運転してもらう。