「ねぇ。」

クラスメイト皆で一度集まり、話し合いをした。

「どうして、うちらのまわりの人達が死んでくの。」

「さぁ。」

「うちらに恨みがある子なんて、近くにいた?」

「いるわけ……………………………………………」

クラスメイトの紫乃(しの)が、窓の外をずっと眺めていた。

「紫?」