―充は、死んだよ。

「嘘だぁっ!」

―ホントだよ。

「いっ、いっ、嫌っ。」

涙が頬を伝ってる。
あたし、泣いてるの?

「嫌ァァァァァァァァァァァ!」

静かな部屋に、あたしの声が響く。
あぁ。
もう、あたし、駄目だ。