「わー、綺麗ー。」

部屋のドアを開けた瞬間、あたしは叫んだ。

「そんな事ないよ。さ、あがって。」

「はーい。」

あたしは部屋のど真ん中に置いてある、机の側に座った。

「ごめんね。何にも持ってきてない。」

「いーよ。いーよ。」