散って。
散って。
無残に散って。

私は独りで笑ってる。

たった二人のときは、あんなにも悲しんで、泣いた日は。

もう、かなり過去の事。

いつか、私もこうやって悲しんで貰えると子供の頃は思っていた。

でも、それは、儚い夢。

叶うはずの無い、悲しい夢。

普通なら、誰でも叶うはずの夢。

私は、手に入れる事が出来なかった。