ランプの持ち主はというと、「そうかそうか」といって少女の頭をポンポンして、優しく微笑んでいました。 どれくらい泣いていたのでしょうか。 いっぱい泣いていっぱい叫んでひとしきり泣くと悲しい気持ちはどこかへ行ってしまいました。 「お、もういいのか。もっと泣いてもいいぞ」 少女は首を横に振りました。 「そうか、飲みもん飲むか?」 そういって、ランプの持ち主は自分の鞄から水筒を取り出し渡してくれました。 水筒の中の飲み物は、今まで飲んだ中で、一番おいしく感じました。