そのイケメン、オタクですから!

あの夏の日。
私達は二人で高町先生のもとを訪れた。

私には、先輩と一緒に過去と向き合う方法がわからなかったから。
先生なら助けてくれると思ったから。

そのおかげで、今私と先輩はこうしている。

「高町さん! ママ!」
私は二人の背中に叫んだ。

「結婚式が終わったら、3人で一緒に暮らしたい!」

二人は振り返って、とびきりの笑顔を見せてくれた。