「おはよ〜〜みちる!」


「…あ〜おはよう紗英」



「も〜〜!相変わらずボーっとしすぎ!」

この子は笹本紗英。
元気で明るい、小学校からの付き合いであり私の数少ない友人の一人






あ、わたしは河井みちる
控えめで大人しい、クラスに一人はいるような女子、って感じかな






あることを除けば…

どこにでもいる女子。











けれど、わたしは…


わたしには、前世の記憶がある




それと、目を合わせた相手の前世の記憶がみえてしまう






ここだけは、普通の人と違うちょっぴりトクベツなところ。