窓から見えるその星は、 もう見えなくなっていた。 時間が過ぎたのだ。 赤色の光がポンポンと点滅しながら、 窓の外の景色を横切る。 飛行機がどこかに行く。 『いっそのこと、どっか遠くにいきたいな。』 すると、もう、、眠っていた。