いつもの街並み。いつもの帰り道。
何も変わらない1日が今日も終わっていくのだと
空をぼーっと見上げていた。


“こんにちは"

突然、声が聞こえたけど私に対してじゃないと思って返事をしなかった。

帰ろう、と思って歩きだすと突然、手首を掴まれた。

「あの!君に声かけたんだけど…!」