☆本当は...。臣side
本当は俺の好きな人いるんだ。
好きな人なのか??まぁ。
名前は...
『錦倉萌』。
なんか真面目で俺には合わねーだろうな。って思ってたんだ。だけど
友達と話してる時の笑顔で一目惚れ。
好きになったってわけ。
んで、今日はある作戦を実行する。
臣:萌?
萌:うわ!!!びっくりした!どうしたの?
臣:んっ..、具合悪い...。
保健室に連れてってくんない?

本当は嘘。具合悪いなんて嘘。
萌とずっと一緒にいたいから。

萌:大丈夫!?うん。分かった。

萌は本当にいい子。

萌がなんかおどおどしている。どうした?

萌:保健室の先生いないから職員室に探しに行ってくる。ちょっとまっ...。

萌の腕をつかんだ。
だって。離したくない。

臣:萌?待って。
先生来るまで保健室で待ってよ?

萌の腕を引っ張って保健室に連れ込んだ。

萌:臣?どうしたの?
熱でも、あるんじゃない?

あー。めっちゃ顔赤いし、焦ってる笑
かわい。

もう、言っちゃおう。

臣:萌。実は具合悪いの嘘。
萌と一緒にいたくて...。
萌:えっ???
どういうこと?

ここまで言ってわかんないのか。

臣:だから一緒にいたいって言ってんじゃん。
まだ分かんないの?

...あ。やべ。
どうしよう。怖がらせた...。

萌:うん。

そろそろ俺の気持ち気づいてくれ。

臣:お前のこと好きなんだよ。
萌:そうなんだ。

うそ?

臣:返事はいつでもいい。
なんだよ。俺はだめなのか?
萌:い...いいよ。

え?まじか!?
OKもらえた!!

萌:私も好きだったの。だから臣に告白されてすごい嬉しかった。

よっしゃ!

臣:ってことで。教室戻ろ?
ほら。
 
手繋ぎたい。
差し出した手に困っている萌。

俺たちは付き合いはじめた。

臣:このことは誰にも言うなよ。

これは2人の秘密...。

なんかいいな。